肺水腫について知って下さい!!ダイビングはリスクを伴うレジャーである事を!!
最近は大人のお客様の水難事故が増えております。
先日、琉球大学病院、沖縄県警察、ダイビング協会で安全対策協議が行われ、
そこで肺水腫についての説明が行われました。
最近の事故の原因の大半が肺水腫です。
ダイビングを安全に楽しむ為に皆様も知っておいて下さい肺水腫について。
溺水様症状(IPE)について 沖縄県警察から、海洋レジャー活動中に発生する
**溺水様症状(IPE:Immersion Pulmonary Edema)**について説明が行われた。
IPE は、本人が大量に水を飲んだ形跡がないにもかかわらず、肺に水分が溜まり、
結果として溺水と同様の呼吸困難等を起こす症状である。
これがいわゆる肺水腫です。
通常の溺水とは異なり、レギュレーターを外した、水を飲み込んだといった明確な原因がなくても
発症する可能性がある。
・発症のメカニズム 水中に入ることやウェットスーツ等による身体への圧迫、冷水等の影響により、
末梢血管が収縮する。 その結果、血液が身体の中心部、特に胸部・心臓・肺周辺へ集中する。
これにより肺の血管内の圧力が上昇し、血液中の水分が肺へ染み出すことで、
肺に水分が溜まり、呼吸困難等の症状を引き起こすと説明された。
この現象は、減圧症やその他の肺障害とは異なるメカニズムで発生する可能性がある。
また、IPE が死因となった場合、外傷等による事故死ではなく、
病死として扱われるケースがあることについても説明があった。
令和元年から令和8年度5月迄で161件の事故があり
年代別に分析すると、50代・60代・70代の割合が高いことが示された。
背景として、中高年層では、
高血圧 その他の基礎疾患 加齢に伴う血管の状態 などが関係する可能性があるとの説明があった。
特に高血圧の場合、もともと血管に高い圧力がかかっているところへ、
冷たい海水 ウェットスーツによる圧迫 水圧 などの影響が加わることで、
胸部への血液集中が起こりやすくなり、肺水腫につながる可能性があるとされた。
アールスタイル沖縄では健康な方であれば
特に年齢制限は設けておりませんが、安全対策として幾つか考えました。
・50代以上で高血圧の方へのハードなドリフトは差し控えます。
・50代以上の方には出来る限りナイトロックスタンクをお勧め致します。
・今後パルスオキシメーターを導入し、血中酸素濃度を管理していく方針です。
・二日酔いの方はダイビングをお断り致します。
安全管理はこちらで行う事ですが
体調管理はご本人様が行う事です!
事故を無くす為に皆様も必ず知っておいて下さい。
ダイビングはリスクを伴うレジャーである事を